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2019年06月06日のつぶやき 2019/06/07


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吹奏楽部員ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと② [吹奏楽部]

 


希望を持つ言葉 や 肯定的な言葉への変換、


その言葉を言ってみたり書いてみたりを試してみていますか?


ネガティブ思考は → ポジティブ思考に


ボディ・マップを修正しましょう!


 


あ、ごめんなさい。


このブログを初めて読んだ方はボディ・マップという言葉を


知らないですよね。


 


ボディ・マップとは


皆さんの脳内に記憶されている「身体地図」のことです。


この地図は、成長とともに体験や体感を繰り返しているうちに


自動的にデータが更新されています。


楽器の操作をしている皆さんの脳内には、


楽器と自分のカラダとの関係性や、キーの配列も


筋感覚(筋肉運動感覚)として記憶されているんです。


 


文字配列を


見なくても入力できるスマホのようにね。


 


 


お話を「言葉の変換」に戻しますが、


吹奏楽部でよく


「もっと吹いて」と指示され、そのとおりにするとピッチが合わない、


という質問をされることがあります。


その他には「もっと大きく」や「もっと小さく」などです。


 


これらの言葉に一生懸命応えようとした結果、


「ピッチが高くなってしまう」や逆に「低くなってしまう」


「音のボリュームが変化しない」「息が足りなくなる」


といった内容で悩んでいるメンバーの多いことに驚きます。


 


もちろんそれぞれの楽器の特性を知って


"どのように対応すればピッチが安定した状態で演奏できるのか”


という演奏技術を習得することはとても大事なことです。


 


ですが、このような技術を知っているにもかかわらず


指示された言葉に


反応できないでいるメンバーがいると感じています。


 


 


こんなときには是非!


「言葉の変換」をためしてみましょう。


 


「もっと吹いて」という言葉には


オーバーブロウ(吹きすぎ)の危険が潜んでいるので


パートによっては高くなるし、低くなる。


なのでバンド全体のピッチが不安定になってしまうのです。


たくさん生きを吐き出してしまうので、


体内の空気は足りなくなりますよね。


 


では具体的にどんな言葉を使えばいいでしょうね。


 


「吹く」を「響く」にするだけでも印象は違います。


「大きく」は「強く」「激しく」「重厚に」etc.


「小さく」は「弱く」「優しく」「繊細に」etc.


 


どんなに「言葉」を変換しても安定しないときには


ストローを使って声の響きで体験・体感です!


 


ストローを唇でくわえ、そのまま出したい音程で


「う〜」と歌ってみてください。


その時、強い音でも 弱い音でも


ストローを通しても


唇がくすぐったいくらい 声がビリビリと響いていていたらOK!


 


IMG_0006.png


 


この感覚のまま楽器を演奏してみてください。


ピッチは安定したまま求めている音になってはいませんか?


 


これって管楽器だけではなくて、打楽器やコントラバスにも有効です。


音に厚みがないときや


チューニングしたはずなのにピッチが安定しないときには


打楽器やコントラバスでもストローを試してみてください。


腕の動きがスムーズになったり、


音色の変化もしやすくなるなど、


皆さんの演奏に変化が現れるかもしれません。


 


このように実際にカラダで体験し体感することや


求めている音を探求することで


自分たちにピッタリくる「言葉」を探しましょう。


 


そうすれば指揮者とメンバー、


先輩後輩の間で「共通言語」が生まれて


コミュニケーションがとりやすくなりますね。


 


皆さんのバンドに個性的な表現の


「言葉のストッカー」を作って どんどん活用してくださいね。


 


 


 


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